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投稿者:アセット
[YouTube:M-C9y3Vhd0M:R] シェイプオブウォーター(米国) 2017年 全米興行収入ランキング 46位 1962年、アメリカ。口の利けない孤独な女性イライザは、政府の極秘研究所で掃除婦として働いていた。ある日彼女は、研究所の水槽に閉じ込められていた不思議な生きものと出会う。アマゾンの奥地で原住民に神と崇められていたという“彼”に心奪われ、人目を忍んで“彼”のもとへと通うようになる。やがて、ふたりが秘かに愛を育んでいく中、研究を主導する冷血で高圧的なエリート軍人ストリックランドは、ついに“彼”の生体解剖を実行に移そうとするのだったが… 監督 ギレルモ・デル・トロ 脚本 ギレルモ・デル・トロ、ヴァネッサ・テイラー 音楽 アレクサンドル・デスプラ 主演 サリー・ホーキンス 登場人物 イライザ・エスポジート: 政府の極秘研究施設の清掃員。幼い頃に負った傷が首にあり、話すことができない。 ジャイルズ: 隣人の画家 ゼルダ: イライザの同僚 半魚人(アセット):  フランク・ホイト将軍: ストリックランド大佐の上司 リチャード・ストリックランド大佐: 研究所を仕切る軍の科学者 ロバート・ホフステレル: ソ連出身の研究員 【起】 1962年、イライザ・エスポジートは、アメリカ・ボルチモアにある政府機関「オッカム航空宇宙研究センター」で清掃員として働いていました。イライザは幼少期に首に負った怪我が元で声を発することができず、手話をコミュニケーションの手段としていました。イライザは映画館の上階にあるアパートに住み、ミュージカル映画を観るのが何よりの楽しみでした。そんな彼女の数少ない理解者は、隣人の画家ジャイルズと同僚のゼルダでした。 【承】 ある日、研究センターに南米アマゾンで発見・捕獲された半魚人が運ばれてきました。“アセット”と呼ばれるその半魚人は水中でも呼吸ができ、水陸両方で生きられるのです。イライザはプールの中に閉じ込められていたアセットに強い好奇心を抱き始めていました。 それからというもの、イライザは夜中にこっそりプールに忍び込んではレコードを聴かせたり、ゆで卵を与えたり、手話を教えたりするなどコミュニケーションを図っているうちに次第に愛着が湧き、やがて二人の間には人種の壁を超えた不思議な絆が芽生えていきました。しかしその一方で、研究所を仕切るリチャード・ストリックランド大佐とその上司フランク・ホイト将軍は将来的な宇宙開発の技術進歩や軍事目的のためにアセットを研究材料にすることを計画していました。 【転】 偶然にもその計画を盗み聞きしてしまったイライザは、ゼルダやソ連出身の研究員ロバート・ホフステレルの手助けを借りてアセットを脱出させ、自宅アパートのバスタブで匿うことにしました。イライザが不在の間、ジャイルズがアセットの見張り役を買ってでたのですが、アセットはジャイルズの愛猫を食べてしまい、注意してきたジャイルズの腕を爪で引っ掻いてしまいます。しかし翌朝、ジャイルズの腕の傷はすっかり癒えているとともに、薄くなっていたジャイルズの頭髪がふさふさに生えていました。 やがてイライザはアセットと本格的に愛し合うようになっていきましたが、その一方でいつの日かアセットを元の世界に戻してあげなくてはならないとも考えるようになり、近くの運河からアセットを海に逃がす計画を立てました。しかし、ストリックランド大佐の執拗な追跡はすぐそばまで迫っていました。 【結】 ホイト将軍からは36時間以内にアセットを見つけ出すよう命じられたストリックランド大佐は、実はソ連のスパイであるロバートを拷問したり、ゼルダの家に侵入して脅すなどしてアセットの居場所を吐かせようとしていました。一方、日に日に身体が弱っていくアセットを案じるイライザらはジャイルズと共にアセットを海まで連れて行き、別れを告げようとしたその時、そこにストリックランド大佐が乗り込んできました。 ストリックランド大佐はジャイルズを殴ると、アセットとイライザに向けて発砲しました。しかし、アセットはすぐさま回復するとストリックランド大佐の喉を爪で切り裂いて殺害、瀕死のイライザを連れて海に飛び込みました。アセットがイライザにキスをすると彼女は復活し、首の傷をエラに変えて水中でも呼吸できるようにしてあげました。アセットとイライザは海の向こうへと消えていきました。 The End_映画ウォッチ 第90回アカデミー賞 作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞を受賞
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