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投稿者:YBBの肉焼くな
【現実世界も実は・・・】 バーチャル世界の負のイメージとして思い出されるのがマトリクスの世界。 だが、現実の世界もまた、マトリクスにでてくる「繭の中の眠り人」と 大差ないのではなかろうか? 例えば、ゲームをしているとき、その人はゲーム世界にいて、現実の肉体はたんなる障害物にすぎない。 読書も、漫画を読むのも同様である。 学習や事務仕事でさえ、本質的に同じことである。 そう、肉体労働や物理的工作活動をしている時を除いて、我々はバーチャル世界に生きている。 ただ、肉体の苦痛や疲労だけが現実につなぎとめているにすぎない。 苦痛だけが現実感をもたらしているのであって、実際には仕事も勉強も 仮想現実の中でしているのである。漫画やゲームだけでなく。 ということは、バーチャルの世界とは、現実から肉体的疲労や苦痛を 取り除いただけのものだと言えるかもしれない。 現実社会における我々の活動のほとんどは、実は幻想だったのである。 逆に現実とは、「残るもの」であり、プラットホームを共有しない 他人にも認識できる文物のことだと言えるかもしれない。 (だから同じゲームや漫画を知っている他人と出会ったとき共鳴する  バーチャルから現実のものにシフトしたのだ。その二人の間でだけだが・・・) バーチャル世界で創りだされたものでも、現実にアウトプットできれば実在に変身する。 だから学習や事務仕事や小説執筆は評価され、ゲームや漫画を読むことは社会的評価が低い(そんなことばっかりやってないで勉強しなさい!と言われる) 読書はその中間だろうか。人間性を高めるというアウトプットがあるかもしれんが、「売り家と唐様で書く三代目」にもなりかねないから。 バーチャルの世界は実はすでに現実社会に入り込んでいるのだ。
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