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投稿者:レイチェル
ブレードランナー2049(米国) 2017年 全米映画興行収入ランキング 33位 2049年、カリフォルニアは貧困と病気が蔓延していた。労働力として人間と見分けのつかないレプリカントが製造され、人間社会と危うい共存関係にあった。しかし、人類への反乱を目論み社会に紛れ込んでいる違法な旧レプリカントは、ブレードランナーと呼ばれる捜査官が取り締まり、2つの社会の均衡と秩序を守っていた。LA市警のブレードランナー・Kはある事件の捜査中に、レプリカント開発に力を注ぐ科学者ウォレスの巨大な陰謀を知ると共に、その闇を暴く鍵となる男、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、30年間行方不明になっていたデッガードにたどり着く。デッガードが命を懸けて守り続けてきた秘密とは? 二つの社会の秩序を崩壊させ、人類の存亡に関わる真実が明かされる…… 監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ 脚本 ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン 音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ、ハンス・ジマー 主演 ライアン・ゴズリング(K) 登場人物 K: LAPDにてブレードランナーを務めるネクサス9型レプリカント。形式番号はKD6-3.7。 サッパー・モートン: ネクサス8型レプリカント。カリフォルニアの農場に農夫として身を潜めていた。 ジョイ: ウォレス社製のAI搭載ホームオートメーションシステム。 ジョシ警部補: LAPD特捜班の司令であり、Kの直属の上司。 ニアンダー・ウォレス: ウォレス社代表。盲目の科学者で、遺伝子組み換え食物の開発によって世界規模の食糧危機を終結させた。ネクサス9型レプリカントの開発者。 アナ・ステリン博士: ステリン研究所所長。最高の記憶創造者。免疫不全のため、8歳の頃からガラス張りの気密室の中で生活している。 ラヴ: ウォレスの代理人としてウォレス社の運営を取り仕切っているネクサス9型レプリカント。高い知性と戦闘力を備えている。 【起】 舞台は前作から30年後の2049年。人造人間レプリカントは人間と代わる労働力として社会に従事していました。しかし、旧型のレプリカントが反乱を起こした事によって、彼らを処分するブレードランナーという職務が誕生します。人間に従順になるように改良された新型レプリカント、ネクサス9のKはLAPDでブレードランナーとして働いています。彼は旧型のレプリカントを見つけ出し、「解任(殺害)」する職務を請け負う一方、家ではホログラムの恋人ジョイと過ごす孤独な生活を送っています。ある日、Kがプロテイン農場の旧型レプリカントを解任しに行くと、旧型は死に際に「お前は奇跡を見たことが無いからだ。」と意味深な言葉を残します。また、木の根元に花が落ちているのを見つけ、そこを掘ってみると女性の骨が出てきます。本部に戻り骨をスキャンしてみると、骨の正体は出産で命を落とした女性だと判明します。 【承】 しかし、ある問題が起こります。骨を更に拡大してみると小さく製造ナンバーが刻まれており、彼女がレプリカントだったということが発覚したのです。実はレプリカントの出産記録は例がなかった為、Kはこの件について調査する事になります。Kはまずレプリカントの製造者であるウォレス社のネアンデル・ウォレスの元へ訪れます。結果、骨の女性はレイチェルという名前で、30年前ブレードランナーのデッカードと逃亡したレプリカントだと判明します。Kの上司ジョシは、レイチェルの子供はレプリカントなので人類の危機に関わる問題と捉え、これらの証拠を隠蔽し、その子供を見つけ出して殺すようにKに命じます。一方、ウォレスはレプリカントを労働力として使っており、彼の部下のラヴにLAPD本部からレイチェルの骨を盗ませ、彼女の子供を探させます。 【転】 そんな中、Kが再びプロテイン農場に訪れると、自身はレプリカントなのに子供の頃の記憶がある事に気付きます。それは孤児院で遊んでいた木馬の玩具の記憶です。Kが記憶を頼りに孤児院に向かうと、実際に木馬の玩具を見つけ、自分はレイチェルから生まれた子供なのだと確信します。Kは木馬の玩具を調べ、テロで廃墟となったラスベガスへと向かいます。Kはそこでレイチェルの妻であり、自身の夫だと思われるデッカードに出会います。デッカードはレプリカント解放運動に参加していましたが、妊娠中のレイチェルを守る為、彼女と離れなければならなかったと話します。すると突然、Kをつけていたラヴの襲撃によって、デッカードは連れ去られてしまいます。 【結】 ラヴの一味に重傷を負わされ、置き去りにされてしまったKでしたが、レプリカント解放運動のメンバーに助けられます。リーダーのフレイヤはレイチェルの子供のことを「彼女」と呼びます。疑問に思ったKが聞いてみると、Kはレイチェルの本当の子供アナ・ステラインを守る為に作られたおとりのレプリカントだと判明します。Kはレイチェルの子供ではなかったのです。一方、ロサンゼルスのウォレスの元へ連れて行かれたデッカードはウォレスに「レイチェルがデッカード好きになったのはそうなるように設計されたからかもしれない。」、「デッカード自身の気持ちも人工の可能性がある。」と言われ、情報を聞き出す為に拷問されます。しかしKが現れ、ラヴとの死闘の上にデッカードを守ります。デッカードは無事に実の娘アナ・ステラインの元へ訪れます。重傷を負ったKはアナがいる研究所の階段で静かに死を迎えるのでした。 The End _映画ウォッチ 第90回アカデミー賞 撮影賞、視覚効果賞を受賞。 [YouTube:H_nLQWk1gNY:R]
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