投稿者:ター坊
何故か真鍮部分が黄色ペンキで塗られていて、
なんとも残念な感じを醸し出しています。
ワタクシ蒸気機関車には無学ながらも、
タケ氏に同行して一つの法則を見出しました。
蒸気のメンテにペンキ塗りは欠かせません。
基本黒一色で十分だと私は思うのですが、白で塗りたい派というのが、
日本全国津々浦々の保存蒸気でも必ずいるのです。
こいつらはせめてランボードだけ白く塗っていればいいものを
それでは飽き足らず、自分の白塗り勢力を拡大したいという野望を抱いています。
ポールに始まり、デフやテンダー、スノープロウ、ロッドや動輪等々、
とにかく白でフチ取りしないと気が済まないようです。
黒に白が目立つのは自明の理で、それが達成感のある快楽的な行為なのでしょう。
あたかもオセロの黒を白に反転させてゆく勢力争いの行為に似ています。
こうしてなんでも白でフチ取りした蒸気機関車は、
私には悪趣味で下品にみえてしまうのです。
もちろん、保存に関わる人たちの並々ならぬ努力は理解しておりますが、
本来の姿ではない訳の分からぬ厚化粧にはして欲しくないと強く思う次第です。