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投稿者:エンリコ・プッチ
一桁の素数は「2、3、5、7」ですが、とりわけ「3」、「5」、「7」は日本文化と関わり合いがあるようです。 例えば、日本に古くから存在する素数の代表例が、長歌や短歌、俳句などの韻文詩です。 「古池や 蛙飛び込む 水の音」 これは、松尾芭蕉による有名な俳句です。 古い池に蛙が飛び込むという情景を詠んだもので、授業で習った人も多いはず。 俳句は5・7・5から成り、世界最短の定型詩とされています。 僅か17文字の中に、季語を取り入れ俳人(俳句を詠む人)の想いを乗せる。簡潔でありながら、余韻がある・・・そんな日本独自の文芸です。 長歌・・・5・7・5・7、5・7、5・7、・・・7 短歌・・・5・7、5・7、7 俳句・・・5・7・5 では、なぜ「5」と「7」が選ばれたのでしょうか。数学者、桜井進氏の著書「雪月花の数学 (祥伝社黄金文庫)」によると、奇数は陽の数として尊ばれていたそうです。 337拍子 スポーツなど盛大に応援する時に応援団がやってますね。これは他国でもやっているそうなのですが、日本でも昔から馴染みのあるリズムです。 「チャチャチャ チャチャチャ チャチャチャチャチャチャチャ」 と3回、3回、7回の順に手拍子を打ちます。これ3回、3回、7回だから337拍子と呼ばれるんですが、 西洋音楽的な考えだと4拍子と言われます。私はあまり音楽には詳しく無いのですが、確かに4拍子のリズムに当てはまりますね。 しかしながら、厳密に言うと337拍子は4拍目に休符がきている「頭打ち」と呼ばれるリズムです。 畑を耕すリズムがこれにあたり、農耕民族である日本人に愛されているらしいです。 337拍子以外にも盆踊りなど、古い日本音楽に広く取り入れられているそうですよ。 西洋は3拍子や裏打ちと呼ばれる拍子が多いそうです。 その他の奇数、素数 七五三のお祝い 手締め(一本締め、三本締め、一丁締め等) 生け花(高さの比率が3:5:7が基本) [YouTube:Wf7tnnNI_p4:R]
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