投稿者:wajin128
65【女王國東渡海千餘里復有國 皆倭種】
【女王國東渡海千餘里復有國 皆倭種】
女王國から東(実際は東北)の方角に、海を渡って千餘里の地に
女王國と同じような國が有る
皆、倭人と同じ種族
【又有侏儒國在其南人長三四尺 去女王四千餘里】
その南(実際は東南)の方角に侏儒國が在る
身の丈が三四尺(1m前後)の人々が住む
女王國からは四千餘里
【又有裸國黒齒國 復在其東南船行一年可至】
また女王國の東南(実際は東)の方角に裸國と黒齒國が有る
女王國から船行一年で至る
【倭種】地域さらに【侏儒國】へは、郡の使者は行かなかったようです。
なぜなら、これらの地域あるいは國には【至】の文字が有りません。
いっぽう【裸國 黒齒國】には【船行一年可至】とありますから、郡の使者は行ったと思われます。
郡の使者の目的は【魏帝の贈物を倭人に示す】事です。
したがって【船行一年】もかけて使者が向かった先には、倭人の國が有ったはずです。
つまり【裸國 黒齒國】とは倭人の國という事になります。
そして【裸國 黒齒國】とは、後の奈良 河内(大和)と見て間違いないでしょう。