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新堀川の魚観察会
Ladybird 投稿日:2017年08月12日 11:43 No.2192
 高知市の新堀川に復活している自然.
 その1つがコアマモ群落です.

 コアマモ群落は,浦戸湾に生息するいろいろな魚類の「揺りかご」になっています.たとえば土佐の怪魚アカメの幼魚も,コアマモ群落に生息しています.

 新堀川の魚の観察会が実施されます.アカメの幼魚もきっと見つかるでしょう.ミニチュアの「土佐の怪魚」を観察する良い機会です.

 お近くの方は,気楽に出向いてみてはいかがでしょうか.


Re: 新堀川の魚観察会 Ladybird 投稿日:2017年08月12日 11:50 No.2193
 これがアカメだ.

Re: 新堀川の魚観察会 コガラくん 投稿日:2017年08月15日 16:01 No.2194
桜井町の西岡燃料様は、新堀川のそばで明治時代より燃料店を営まれております。戦前から新堀川をご覧になっています現在の社長様のお父様(先代の社長様)が残されました詩を添付します。ご覧ください。地元の方々に愛されている新堀川を暗渠にしてはいけないと改めて思いました。

Re: 新堀川の魚観察会 Ladybird 投稿日:2017年08月29日 07:35 No.2198
 人間は「境界」を大切にしないんですね.たとえばホタルの生息には,陸と水との「境界」が必要です.陸でも水でもない,または陸でもあり水でもある場所,両者の特性を兼ね備えた所,それが「境界」です.ホタルはそういう場所,水分が豊富だけれど水没はしない所,で蛹の時代を過ごします.

 新堀川も「境界」です.浦戸湾の海水と,江の口川の淡水とが混じり合い,交替する場所.つまり海水と淡水との「境界」.それが新堀川.こういう場所は,さまざまな魚の「天然の養殖場」になります.生物の発生源です.

 新堀川に蓋をすれば,この「発生源」の1つを潰すことになります.生物多様性の重要さが指摘されて久しい現在,高知県は今も「生物多様性」の啓蒙・広報活動に力を入れています.しかし「啓蒙」されないといけないのは,どうやら高知県の県民ではなく,お役人のほうですね.




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