朔夜(さくや) ( No.4 )
朔夜(さくや) ( No.4 )～朔夜（さくや）～ 月のたもとに 匂えし花は 名も無き花と 思えども この身焦がして 咲き誇る ひとりの為に 咲く花一輪 願い儚(はかな)き 夢模様 ああ 届きますか 聞こえますか 月が欠けます 消えてゆきます 長き夜に 朔夜 さだめと思えし 人待ち朔夜 たおやか胸に 触れしは御手(おみて) 乱れし吐息(といき) 感じても 心もと無く 行過(ゆきす)ぎる 想いはつのる 散る花一輪 浅き眠りも 現(うつつ)かな ああ 届きますか 聞こえますか 月が欠けます 消えてゆきます 長き夜に 朔夜 さだめと思えし 人待ち朔夜 ああ 目覚めぬまま さまよえば 落ちて行(ゆ)きます 深い道行(みちゆ)き 長き夜に 朔夜 さだめと信じ 抱かれて朔夜 ******************************************************** 詞先で、hi-roさんに作曲していただきました。 「朔夜」 とは新月の、前夜月が見えなくなる日です。 花が咲く さくや と 月が消える さくや どちらも連想できるように 書いてみました。 ******************************************************** galleに戻る http://naniwanotuki.web.fc2.com/naniwa/galle.html |