PTSDと「もう一人の自分」 - 公認心理士が回答する無料相談掲示板

公認心理士が回答する無料相談掲示板


| トップに戻る | 検索 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

PTSDと「もう一人の自分」
優羽 投稿日:2018年01月17日 20:45 No.441
初めまして。
藁にも縋る想いで投稿させていただきます。

過去4度(小6・中1・高3・大1)の性的暴行で「PTSD」(未診断)の症状に苦しめられている女性です。もう8年苦しんでいます。
毎年記念日発作があります。
去年からやっと通院・投薬を始め、カウンセリングも受けています。(しかし、カウンセリングで調子を崩し、全くトラウマに関する治療は出来ていません)

ここまでが前提で、以下が相談したいことです。

フラッシュバックも本気で苦しいのに「演技でしょ?逃げてるだけ。同情引きたいだけでしょ?」と囁くもう一人の自分のせいで、まともに苦しむことさえも出来ない。
苦しいのも辛いけど、苦しさを抑え込むのも同じくらい辛くて。

記憶が侵入してきて、耳を塞いでうずくまると、「また同情引こうと思って…」という声が聞こえて。
その瞬間、記憶の侵入は終わるんですが(もちろん、終わらない時もある)、『ちゃんと苦しめなかった』モヤモヤがズーンとのしかかってきます。

なぜ、私は自分自身で苦しみを否定してしまうのでしょう?
また、この「もう一人の自分」を消すためには時間をかけ、カウンセリングをするしかないのでしょうか?

関係していると思うことは以下の2つです。

1→中2でリストカットをした際に、母親に「同情引こうと思ってやったんだろ」と全否定された。
2→大学1年の「8月3日」(記念日翌日)にフラッシュバックを起こし、保健室に運び込まれた際に、保健の先生に「演技でしょ?」と全否定された。

伝わりにくくてすみません。
こんなまとまりのない長文を読んでいただき感謝いたします。






Re: PTSDと「もう一人の自分」 矢野 投稿日:2018年01月18日 09:18 No.442
非常にたくさんの辛いことがあったのですね。
そのような中、治療をしてみようと思ったことはとても勇気が必要だったと思います。
文面からも読み取れますが、人に頼ることに対する申し訳なさ、罪悪感に日々苦しんでいらっしゃると感じます。ここに書き込むことも勇気が必要だったのではないでしょうか。

もう一人の自分が自分の苦しみを否定してくるということですが、おそらく、書いていただいているトラウマが関係していると考えられます。
この2つの出来事が、とても優羽さんを傷つけたのだと思います。対応としても、とても傷つく対応です。そして、この時の言葉が今も残り続けているのです。あえていいますが、お二人ともかなり間違った対応をされています。

トラウマはこのような二次被害によるトラウマを新に受けてしまうという側面もあります。二次被害のトラウマも治療をしていくことで、自分の苦しみが分かり、その苦しみから解放されていきます。

PTSD/トラウマは必ず良くなりますから、諦めないで下さいね。




Re: PTSDと「もう一人の自分」 優羽 投稿日:2018年01月18日 11:39 No.443
矢野さま

迅速かつ丁寧な回答をありがとうございます。
二次被害のトラウマにより、きちんと苦しむことさえも出来ずに、フラッシュバックに苦しんでいる…というがんじがらめのような状態です(笑)

この「きちんと苦しむことさえ出来ない」苦しみは理解してもらえるものでしょうか?
通院先の臨床心理士さん(とてもいい人です)に言っても「どういうこと?」と聞き返されそうで不安です。
(「理解してもらえない」という不安ではなく、私が彼女にちゃんと伝えられるかが不安で…)


Re: PTSDと「もう一人の自分」 矢野 投稿日:2018年01月26日 23:55 No.445
お返事、したつもりになっていました。
「きちんと苦しむことができない」というのは、PTSD/トラウマの本質です。
専門的には、麻痺症状といいます。
理解して頂けるかはわかりませんが、ぜひ伝えてみて下さいね。


Re: PTSDと「もう一人の自分」 優羽 投稿日:2018年02月01日 13:56 No.451
矢野さま

ありがとうございます。




お名前
メール
タイトル
URL
削除キー ( 記事を削除する際に使用 )