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お久しぶりです。
ゴリ 投稿日:2017年04月08日 00:53 No.313
矢野様、お久しぶりです。
半年ほど前に同性愛の強迫性障害では大変お世話になりました。
多くの人の支えで完全ではないまでもなんとか良くなりつつあります。
異性に対する関心や抑うつに関しても、浮き沈みありながらも、大分良くなりつつあります。
以前感じた同性への魅力の様な物も感じなくなり、不安もかなり減って来ています。
ただ、やはり心の中のモヤモヤ感というのが消えません。
いわゆるメンタルチェッキングも治らず、雑念恐怖も治ってはいません。
現在はパキシル30g、セニラン4mgを服用しております。
また、抑うつに関しては辛く、性欲がないから異性、同性に魅力を感じてないのではないか?との疑問も出て来ます。
ただ、性欲に関しては時々劇的に回復します。対象は異性です。
陰部の疼きもほとんど無くなりました。
現在はどちらかというと強迫性障害よりも、抑うつの方が辛いです。
ただ、強迫性障害からくる抑うつは、強迫性障害が寛解すればよくなると思っていました。
病院の先生は、抑うつというより、強迫性障害になった時点で鬱を併発していたと言われました。
今後はパキシルを中心に治療を続けていくつもりです。

以上半年ぶりに経過をお知らせしました。

それと1つ質問があるのですが、先生は以前の強迫性障害に関する僕の質問で性的指向に関する強迫性障害は同性に対して魅力を感じる様になる、感じたのではないか?と思う事があるとおっしゃっておりましたが、僕は先生のお教え通りに自分をバイセクシャルであると思い込み、男性との恋愛を妄想したり、セクシャルマイノリティーに会ったりしました。そして、自分がバイセクシャルであるという思い込みと実際の同性愛者や両性愛者の性的指向のあり方が違うと思いました。つまり、自分の男性に対して感じている魅力の様なものは不安な時にしか起こらず、また精神的に魅力を感じているかいないかをチェックしている事などです。
実際の両性愛者や同性愛者だけでなく全性愛者とも話しましたが、やはり彼らは僕を同性愛者、両性愛者とは思わないそうです。彼らの同性に対する性的魅力はポジティブな感情であり、例え魅力を感じる自分に嫌悪感を抱くことはあってもいわゆる体は正直だと言うことです。

ただ、1つだけ気になったのはゲイの人に言われたのですが「薬でゲイは治らない。」という言葉で疑問が湧きました。

以前の不安だった時には男性に対する魅力の様な物も感じているのではと確信の様な物がありましたが、今となっては正直昔の様に男性の体への嫌悪感の様な物が蘇って来ました。

ただ、強迫性障害は強迫観念により発生する病気ですよね?
病理としては純粋強迫観念は頭の中の強迫的思考を行い不安に陥る症状ですよね?

僕の症状は二年前も男性に魅力を感じているのではないか?という強迫観念で実際にドキドキしたりする事です。
しかし、なぜ薬でゲイは治らないのに、僕は治ったんでしょうか?
バイセクシャルであると自認して治療する自分からすれば「ゲイやバイは薬では治らない、なのに自分は治った。」という所に非常に混乱を覚えています。

正直、バイセクシャルを自認している現在では、むしろ女性と男性に同程度で性的魅力を感じなければ気が済まない様な奇病の様な状態にあります。

今までとは逆にバイセクシャルにならなきゃ!という異性愛者でいなきゃ!とは真逆の症状の様な物があります。男女双方に魅力を感じなければ、不安にはなりませんがモヤモヤ感があります。

これは強迫性障害でしょうか?


Re: お久しぶりです。 矢野 投稿日:2017年04月08日 06:11 No.315
経過のご報告ありがとうございます。
セクシャル・マイノリティの方と色々と話し合われると様々な気付きがあると思います。自分の性自認、性の表現、性指向など様々なものがありますね。

強迫症としては、「自分がバイセクシャルである」ということに繋がるものが全て強迫観念になったのではないでしょうか。なので、「自分がバイセクシャルである」ということを受け入れると楽になったのではないかと思います。

バイセクシャルでいなければならないというのは強迫症かもしれませんね。




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