☆木村名誉教授が、とうとう暴露!!思っていた通り。 |
☆不幸なことが起きる時は、それに繋がるマイナスな要因が起きているんですね。ご冥福をお祈り申し上げます。m(__)m |
御嶽山の地震計壊れ、計測できず 山頂近くに長野県設置 長野県が御嶽山の山頂近くに設置していた地震計が昨年8月に老朽化のため壊れ、噴火前に起きる地震を観測できていなかったことが30日、長野県への取材で分かった。機器の調達や予算の関係で、10月中旬ごろに更新する予定だったという。 気象庁によると、御嶽山では同庁や長野、岐阜両県などが計12カ所に地震計を設置。データは同庁に提供され、長野県のものは火口に最も近い。気象庁の担当者は「正常なら山麓などの観測点で捉えられない微少な地震が分かった可能性はあるが、噴火は規模が小さく、事前に警戒レベルを上げられたかどうかは分からない」と話している。 |
☆東日本大震災前は、東海地震、東海地震と言っていたようだが、東日本大震災後は、南海トラフ地震などと言い出した。東日本大震災も予想できなかったのに、誰が南海トラフ地震などと言い出したのか?あてにならない東海地震予想の次は、南海トラフ地震予想を引き合いに出して、予算獲得をもくろんだのか?木村教授の予想では、南海トラフの地震などまだまだ先の話なので、地震予想のエリアにもなっていない。これまでのパターンでは、政府機関からの地震予想が出されていない地域で被害地震が起きているのが現実である。<上記は、個人的な意見です。> |
長野県と岐阜県にまたがる御嶽山噴火の被害は日を追うごとに拡大している。先月中旬から多発した火山性地震もその後は減少傾向に転じ、噴火の警戒レベルは据え置かれた御嶽山。本当に予知は不可能だったのか? 地震・噴火予知で知られる琉球大名誉教授の木村政昭氏(73)は「はなから主流派の学者は予知を諦めている」と爆弾証言。その根底には、「国からの予算獲得だけが目的の研究体制がある」と指摘した。 未曽有の大惨事となっているが、本当に被害を食い止めることはできなかったのか?先月10、11日には御嶽山周辺で火山性地震が多発。一部ではこれを噴火の前兆現象と捉える声が上がっている。 これに「火山噴火予知連絡会」の藤井敏嗣会長は9月28日の会見で「11日の地震が前兆という保証はない。今回起こった水蒸気爆発を予知するのは非常に難しい。ある意味では仕方のない状態。我々の予知レベルはまだそんなもの。活火山に登る以上は事故に遭う可能性はある」と白旗を掲げた。 まるで“人ごと”のように聞こえなくもない。地震・噴火予知に詳しい琉球大の木村教授も「言っていることは正しい。それほど水蒸気爆発の予知は難しい」。ただ、根本の問題はそこではないという。 「予知連メンバーの教授など、いわゆる“主流派”の人たちは全員が最初から『予知はできない』と諦めている。彼らがやっているのは、予知ではなく予知研究。噴石の成分を調べたり、地質を調査したり。データを取っているだけなのです」 木村教授は昨年出版した著書のなかで、御嶽山の噴火を2013年の前後4年と予測していた。だが、こうした声も“主流派”の前では「亜流。『何を言ってるんだ』と素人扱いされるだけ(笑い)」。 地震より噴火予知の方が格段に難しいのは事実だが、誰も挑戦しない。いや、挑戦することすら許されない風潮だ。その原因について木村氏は次のように解説する。 「ズバリ金です。国が地震予知のために大学や専門機関に落とす予算は年間数千億円規模。予算は見直されるため、もらう側はミスを犯せない。調子に乗って予知して、それが外れて国民がパニックになろうものなら…お分かりでしょう。教授にとっても、評価対象はどれだけ予知が当たったかではなく、どれだけ国から予算を引っ張ってきたか。地震予知自体が巨大な利権になっている」 国には「地震予知のために予算を下さい」とアピールしておきながら、実際ソノ気がないのだから本末転倒だ。なかには海洋調査にかこつけて、油田を掘り当てようとするやからもいるという。 「国の予算は、我々の税金。このままの状態なら“無駄遣い”と言うほかありません。すぐに予知は不可能だが、御嶽山の大惨事を機に、予知研究の在り方、体制を見直さなければならない」 日本は地震予知“後進国”から脱却できるか。 |