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平川動物園の動物交換
十羅 投稿日:2015年09月26日 10:21 No.26
標題のことをわたしが知ったこの1ヶ月の進捗状況をお知らせいたします。

平川動物園には、30歳を超える2頭のアジアゾウがいます。
年齢的に高齢に達しているので(寿命は50年程度と言われています)、数年前から、若いゾウの導入を考えていらっしゃったそうです。

2014年の11月カンボジア王国のニュム・バンダー上級大臣(日本で言う「国会議員」)が鹿児島県知事を表敬訪問した際に、平川動物園も視察。
https://www.pref.kagoshima.jp/aa02/chiji/ugoki/cambodia_h261217.html

この国会議員が経営するカンボジアのKampot市のTeuk Chhou動物園は劣悪で有名です。その理由は、彼に動物を管理飼育する資金がないからです。(下記のHPは、アメリカの大手メデイアが報道した英語のページです)
https://news.vice.com/article/this-cambodian-zoo-cant-afford-to-feed-its-animals-but-its-getting-two-new-tigers

動物交換の話は、この1ヶ月で条件が二転三転しましたが、平川のホワイトタイガー2頭+シマウマ2頭とKampot動物園のゾウ1頭です。(Kampot動物園はゾウ2頭を所有、いづれも20歳を超えている)
ちなみに、カンボジアのKampot市のTeuk Chhou動物園の劣悪さは、YouTubeなどにアップされているので、一目瞭然です。
動物達は、エサも1週間に1度。水も毎日かえてもらえないそうです。
(平川動物園に電話して聞いたところ、鹿児島から視察に言ったが、巷で言われているような劣悪さはなかったと回答)←そのように見せられているのだと思います

2頭のゾウも衰弱し、痩せ細って死にそうになっていました。その知らせをうけた「NGO EARS」が、2012年から彼らのケアをして、今ではゾウ達は元気になっています。現在、このゾウ達は「カンボジア・野生動物サンクチュアリ」からゾウの引き取りが申し出されています。。
劣悪なKampot動物園ですが、ゾウに関しては、平川動物園より、数百倍よい環境です。
現段階では、この幸せな仲の良い2頭のゾウのうちの1頭だけが、平川に移送されてしまいます。また、ゾウ達はサンクチュアリへの移送や野生復帰の機会を失ってしまいます。
(このゾウ達に仲の良さは写真にアップされていますが、ココでは紹介を省きます)

ホワイトタイガーとシマウマは、平川のほうが、Kanpotより管理も世話も環境も数百倍以上整っています。
特にシマウマは感受性が高いので、移送するだけで死ぬこともあります。
動物にとって何も良いことはない。
海外輸送となると心配も増大。

園には電話を何度もして、質問や事実関係を聞きました。
何度か行って、飼育員さんと話もしました。
結局は、決まるまでは詳しいことは話せないということです。

平川や鹿児島市は水面下の動きを教えてくれませんでしたが、東京の知人から情報が入り、Kampot動物園は、11月にゾウの輸出を考えていることが判明しました。数日前にゾウの世話をしてくれている「NGO EARS」の立ち入りも禁止しました。(9/25付けのプノンペンポスト紙からの情報)

11月の輸入が判明するまでは、下記のような方法で運動を広げていこうと思っていました。

動物園側の身勝手な動物交換に伴う税金の無駄遣い、また動物達が劣悪な環境になることを、署名活動やアンケート活動をして市民に知ってもらい、「そこまでしてゾウを動物園にほしいとは思わない」という心ある人々の声を届ける運動をしようと思っていた矢先です。
また、市議会や鹿児島市には、ゾウはいま2頭いるのに、わざわざもう1頭のゾウを導入して、経費をかけて飼育し、来園者が多くなる等の見込みがあるのか?導入した経費を取り戻すことができるのか?というようなお金のことや、市民が本当に望んでいることなのか?の陳情もしくは請願書をあげるためにはどうすればよいか、鹿児島市が税金を使って、Kampot動物園に行った情報公開の依頼等を議員さんになげかけていた矢先です。

しかし、動物交換が11月に動き出す。時間がない、上記のようなことをして間に合うのか?
ここまで決定しているとなると、完全には阻止できないだろうから、なにかしらで阻止しながら、市民の声を少しでも大きくするには?など…、頭を悩めています。




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