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1/17 臼杵造船所第1779番船進水式
でんすけ 投稿日:2019年01月17日 21:37 No.12672
 みなさんこんばんは。

 平成31年1月17日、大分県臼杵市にある臼杵造船所において、同所第1779番船の進水式が挙行されました。
 本船は1,200総トン型旅客船兼自動車渡船で、船主が沖縄県離島海運振興(株)、運航者が久米商船(株)とのことです。
 臼杵造船所で建造され、2012年7月に就航した『フェリー琉球』とほぼ同型のカーフェリーです。
 15時30分の開式にむけて準備が進んでいました。


でんすけ 投稿日:2019年01月17日 21:41 No.12673
 船台付近へと移動します。タラップの取り外し作業などが行われていました。見学の方も集まってきます。

でんすけ 投稿日:2019年01月17日 22:20 No.12674
進水前には餅まきがおこなわれました。

でんすけ 投稿日:2019年01月17日 22:35 No.12675
 久米商船株式会社代表取締役社長の桃原大悟氏により、臼杵造船所第1779番船は『フェリー海邦』と命名されました。
 命名と同時にそれまで船名を隠していた紅白幕が取り去られ、『フェリー海邦』がお披露目されました。


1/17 臼杵造船所第1779番船『フェリー海邦』進水式 でんすけ 投稿日:2019年01月17日 22:39 No.12676
 進水準備か完了し支綱が切断されると『フェリー海邦』が臼杵湾へ向けて船台を滑っていきます。

1/17 臼杵造船所第1779番船『フェリー海邦』進水式 でんすけ 投稿日:2019年01月17日 22:48 No.12677
進水完了後、いったんタグボートにより臼杵港の公共岸壁付近に移動して進水まで船体を支持していた木材などの撤去作業を行います。

1/17 臼杵造船所第1779番船『フェリー海邦』進水式 でんすけ 投稿日:2019年01月17日 22:54 No.12678
 『フェリー海邦』に寄り添って直接支援に当たる『豊州』と『3号ぶんご』。
 間接支援の『龍豊丸』


1/17 臼杵造船所第1779番船『フェリー海邦』進水式 でんすけ 投稿日:2019年01月17日 22:59 No.12679
 木材などの除去が終わって造船所の岸壁の方へ移動していきます。陽が傾いてだんだん周囲が暗くなってきます。

でんすけ 投稿日:2019年01月17日 23:06 No.12680
 仕事を終えた『3号ぶんご』『豊州』がエンジン音を響かせて出港していきました。

でんすけ 投稿日:2019年01月17日 23:32 No.12681
 長さ:83.90m 幅:13.60mという船体サイズのわりに総トン数が1,200t級になるのはファンネルの前方が客室ではなく解放空間になっているためと思われます。前船の『フェリー琉球』ではこの区画は天井などのない木甲板です。
 ブリッジも中央部が凸になっていなくて、その下のデッキには遊歩デッキが設置されるような構造になっています。
 船尾構造は、水線付近に整流フラップも装備された推進効率に優れる双胴船尾型、推進器は4翼可変ピッチプロペラ、2枚のフラップラダーが装備され操船性能もかなり高いようです。この構成は『フェリー琉球』や、その前に当所で建造された九州郵船『フェリーきずな』と共通ですので、造船所が自信を持っているのでしょう。

 長々と連張り失礼しました。ご報告までに。


げんかい(管理人) 投稿日:2019年01月17日 23:56 No.12682
こんばんは。
久米商船の新造船だったのですね。
驚くぐらい外見上は「フェリー琉球」に近く見えます。それだけ現在の船に満足しているということでしょうか。
この航路は便数が奇数で日替わりで配船が変わっていますし、航路事情から欠航での入れ替えも多いかと思います。同じスペックにしておいたが、便利なのかもしれません。

タグ「豊州」は東京湾スタイルにも見えましたが、過去は追えませんでした。
テンションが1つなので元東京湾ではないかもしれません。
せんとぽーりあ 投稿日:2019年01月18日 14:06 No.12683
でんすけさま
進水式のレポートありがとうござます。
新造船のニュースと発表がなかったので、
すっかり勘違いをしてしまいました。
ありがとうございます。


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