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津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会
げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 15:49 No.10300
本日午後からは津軽海峡フェリーの新造船「ブルーハピネス」(8,851GT)の船内見学会が横浜港大桟橋でありました。
昼前には関係者出席のセレモニーもひらかれました。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 15:55 No.10301
外見上の特徴としては全体的に角ばったスタイルになっています。
右舷船首のサイドランプウェイはブリッジより後方に設置されています。函館港および青森港では船首・船尾のランプウェイを使用しますので、事実上使用しないランプウェイということになるかと思います。今回の見学会のような臨時の岸壁での使用や、後に記載します本船の特徴の災害対応という部分での使用になるかと思います。
船尾側の客室はデッキがせり上がるように斜めになっていて(水平でなく)、最近のフェリーでは少なくなった構造です。ランプウェイの部分は爪があって固定されるようになっているのですね。
ランプウェイは白色で、タイヤ痕が付くとどのように見えるか気になります。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 15:58 No.10302
車両甲板は下から1デッキ、2デッキ、3デッキと3層構造です。ランプウェイから乗船した場所が2デッキで、上の3デッキへは可動式のスロープで上がります。
気になったのは、2デッキにあった1枚めの写真の場所で、1デッキへの移動方法が見当たらなかったので、ここがスロープになるorエレベーターになる?のでしょうか。
2枚目は船首ランプウェイの裏側。カバーが見えていてピカピカです。
3枚目は上の3デッキ。いずれも5レーン用意されています。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:02 No.10303
本船の特徴の1つが災害対応です。
1枚目:ストレッチャーが搭載可能な大型のエレベーター
2枚目:ストレッチャーのまま客室に乗船可能な2等船室(2部屋)
3枚目:車椅子のまま乗船可能なスペース

数時間の航海をする部分でこれらの利用シーンは限られるかとは思いますが、災害時の患者の輸送などの対応では役に立ちそうです。
過去にこのような設備を備えたフェリーはないかと思います。これらの設備に投資する津軽海峡フェリーの戦略が気になります。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:04 No.10304
1枚目:そのほか、ベットが2つある救急室も1部屋用意されていました。
2枚目:まだ物が何もないですが売店スペース
3枚目:最近の流行りになりますが、船内はマークでの案内が多用されています。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:07 No.10305
津軽海峡フェリーといえば、ペットの乗船にも昔から力を入れています。
ペットルームはゲージと専用デッキにドックラン。
隣にはペットと同室に入れるプライベート客室が2つあります(3枚目)。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:10 No.10306
今回は、就航したらなかなか入れないドライバーズルームも紹介されていました。
構造は最近多い階段式の2等寝台タイプです。短距離フェリーに近い本船の一般客室に2等寝台タイプはありません。
ベットに空調の吹き出しもあります。
また、トラックドライバー専用の自販機や休憩スペース、充電用コンセントも設置されていました。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:13 No.10307
本船には大浴場はありませんが、シャワールームがあります。
男女別の部屋に個室があり、鍵のかかる個室の脱衣所の奥にシャワースペースがあります。
男性用はこの個室のみですが、女性用には鏡と洗面台、ドライヤーがあります。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:17 No.10308
子供関連では、ベビールームとキッズルームがあります。
ベビールームはオムツ替え&授乳スペースで、本船の特徴はそれぞれ個室で3部屋あることです。
個室スペースにオムツ替えの台やオツムのゴミ箱、授乳スペースなど一式が専用であります。フェリーでもこれらのスペースを設置する会社は増えていますが、専用スペースを3セットも用意したのは長距離フェリーを含めて他にまだ見たことがありません。

隣りにあるキッズスペースはクッションのスペースと簡単な遊具があります。隣のロビーから窓越しに見えるようになっていて、一人で遊ばせているときに親がロビーから様子を見ることもできるようになっています。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:19 No.10309
エントランスとロビー
本船にレストランはありませんが、冷凍食品の自販機と電子レンジ等が並んでいます


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:21 No.10310
さて、通常の客室ですが3タイプあります。
一番安いのがスタンダード(2等和室タイプ)です。
緑色と茶色の部屋、女性専用の赤い絨毯の部屋があります。
部屋番号が分かるように廊下の上に表示があります。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:25 No.10311
一番豪華なスイートルーム(1枚目〜2枚目)
バス・トイレとツインベットなどがあり、長距離フェリーの特等クラス。昔から津軽海峡フェリーには長距離フェリー時代からの船でこういった客室が昔からありますが、今の新造船にも作るということは一定の需要があるのでしょうか(夜間の便で?)

3枚目は、中間のクラスのコンフォート(定員5名)。
スタンダードを個室にしただけの絨毯の部屋です。洗面台のみあります。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:27 No.10312
船首のブリッジ下にはビュールーム呼ばれる前方が見える客室が用意されています。
後方の席は前方より高くなっています。
座ったときの目線で見えるのは2枚目の写真ぐらいです。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 16:29 No.10313
最後に、船内にはこのような椅子とテーブルがあるパブリックスペースも充実しています。
豊富な設備で数時間の航路と思えないサービスがある津軽海峡フェリー、新造船が揃って今後が楽しみです。
横浜での見学会の開催に感謝します。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 23:21 No.10315
本船は19時に予定通り大桟橋を離岸し函館に向かいました。
出港では約40分前にウイングマリタイムのタグ「加賀丸」が到着し左舷船尾に。
みなとみらいの夜景と「ブルーハピネス」、おそらく二度と見れない組合せに思います。


Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月01日 23:22 No.10316
スラスターを使ってスムーズに離岸していきました。

Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 せんとぽーりあ 投稿日:2017年03月02日 14:37 No.10317
げんかい(管理人)様
お疲れ様です。

わたしも行って来ましたが、さすがに離岸までは居ませんでした。
当日のレポートありがとうございます。

4日(土)には、わたしも離岸まで居ようと思っています。
Re: 津軽海峡フェリー「ブルーハピネス」見学会 げんかい(管理人) 投稿日:2017年03月04日 00:57 No.10323
こんばんは。
「ナッチャンWorld」の離岸は待たずに帰りましたが、動くところを全く見ないのもと出港まで見ました。


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