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シルバーフェリー「シルバーティアラ」 げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:10:27 No.16428 【返信】

北海道・苫小牧港から青森県・八戸港までのシルバーフェリー「シルバーティアラ」に乗船しました。
シルバーフェリーへの乗船は今回が初めてです。

苫小牧〜八戸航路は、札幌から本州方面への最短距離で渡る方法で、ちょうど南北になるように走っています。八戸は東北道からつながる八戸道でつながっているだけでなく、東北新幹線の駅もあってアクセスが便利な場所です。
航路長さは242kmと中距離フェリーに分類されます。
4隻のフェリーでそれぞれが1日1往復、合計4往復が日中含めて運航されています。4便の間隔は均等ではなく、需要に応じて設定されているので、苫小牧発は夜遅くに2便出港します。
「シルバーティアラ」はそのうち、遅い方の23:59発の便に就航しています。

この時間帯の苫小牧駅からのアクセスは、札幌始発の高速バス「とまこまい号」のみになります。苫小牧駅に到着したとまこまい号に250円で乗車して苫小牧西港に向かうことができます。
最終の1つ前のとまこまい号でしたが、この日は札幌から苫小牧西港までの乗客でほぼ満員でした。

苫小牧港のフェリーターミナルでは事前に予約・決済してQRコードがあれば、自動発券機で乗船券を発行できます。予約時に発行されたQRコードのままでは乗船できませんのでご注意ください。(乗船券のチェックが、人道橋入口ではなく、船内入口で行われていますので、間違えたら長い距離戻らないといけません。
発行されるのは「乗船券」と「ルームキー」の2つのQRコードです。このQRコードも別々になっています。ルームキーはオンラインで事前に発行されていないのでスマホ画面に表示させられませんが、カメラで撮ってかざしても開きましたので、撮影してコピーすることができます。
ルームキーをQRコードにする船が増えてきました。

フェリーターミナルに到着した23時にはほぼすべての店が閉まっています。
シルバーフェリーは苫小牧港で一番東側の第3乗船口を使用していますが「シルバーティアラ」だけが、前の便の「シルバープリンセス」と時間がかぶるため、太平洋フェリーが出港したあとの第2乗船口を使用しています。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:10:50 No.16429
「シルバーティアラ」の船内図です。客室フロアは5階と6階の2デッキです。エントランスより前側に個室と前方を見られるビューシート、後方に相部屋や1名個室の2等寝台A、ドライバーズルームがあります。
航海時間が7時間半の航路ですので、船内設備は最小限になっていて、レストランはなく、売店もインフォメーションでの最低限のものだけです。
船内の廊下の大部分がテーブルや椅子があり、どこでも座ることができてとても実用的な船内になっています。レストランがありませんので、持ち込んだものや冷凍食品の自動販売機のものを食べられるようになっています。
騒音対策で、相部屋直接の通路には扉が間に1枚あります。

これらの作り(客室配置、テーブルが多いパブリックスペース)には、私自身は既視感があり、2月に乗船した宮崎カーフェリー「フェリーろっこう」とほとんど同じです。
同じ内海造船瀬戸田で作られたフェリーで、シルバーフェリーなどでの経験が、「フェリーたかちほ」に活かされていたのですね。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:11:15 No.16430
船内にレストランはなく、冷凍食品の自動販売機が各フロアに1台ずつ、計2台あります。オートレストランという呼び方もありましたが、レストランと言えるほどの専用スペースがあるわけではなく、あくまで他のフェリーにもある冷凍食品の自動販売機が少し多いようなイメージです。
この便に限ると深夜出港して睡眠時間ギリギリで到着しますので食べる暇はなく、これでちょうどよく感じました


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:11:42 No.16431
今回利用したのは1名個室の2等寝台Aです。「フェリーたかちほ」でのシングルとそっくりで、ほぼ同じかと思います。
ベッド2つ分ぐらいの小さなスペースです。テレビや個別のエアコンはなく、吹き出し口が天井にあるのみです。吹き出し口の向きが調整できるのが「フェリーたかちほ」との違いです。
個室へのドアの前に、メインの廊下から入るところにもドアがありますので、比較的静かです。

ただ、今回の部屋だけなのかもしれませんが、船尾でエンジンの上になるため振動は少しあり、壁の樹脂が時々、パンと大きな音を立てていて、夜中に起きてしまうことがありました。
シルバーフェリーは夜行フェリーにしては船が大きくはないため、船尾近くまで客室が配置されています。2等寝台Aもファンネルやその後ろ付近になります。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:12:43 No.16432
相部屋区画の中には、洗面台が設置されている場所があり、大変便利です。この作りも「
フェリーたかちほ」と同じになっています。一番船尾側の廊下にも洗面台とソファがあります。この窓が後ろ向きの窓で、右舷・左舷ではなく、船尾が見える珍しい窓です。しかも船尾に近いので景色が見えます。
この窓の上に、船尾灯があるという珍しい状態です。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:13:20 No.16433
船内に独立した売店はなく、インフォメーションで少量だけ販売があります。写真に写っているだけのカップ麺とお菓子ぐらいしかありませんので、船内で必要なものは事前に購入しておいたがいいです。
自動販売機はあり、飲料、カップ麺、アイスクリーム、冷凍食品などがありました。

船内に通常のコインロッカーはなく、冷蔵タイプのみがありました。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:14:22 No.16434
レストランはありませんが、大浴場はあります。少しコンパクトな作りですが、他の大型フェリーと変わらない設備です。大浴場も「フェリーたかちほ」同様に、浴槽と洗い場の間に壁を作って洗い場が浴槽の方向を向いている作りになっています。

「シルバーティアラ」は定刻より少し早く23:57に離岸、出港しました。
苫小牧西港を最後に出港する便です。最後といっても5時間後には次のシルバーフェリーが出港するダイヤで24時間休まないターミナルです。

24時出港で、朝7時半には到着してしまうので、船内の人の動きは早く、出港する頃には人が少なくなり、すぐに静かになります。早々に寝る人が多いようです。
同じ深夜出港でも、翌日の時間がある東京九州フェリーなどとは違う人の動きです。
この日の海も穏やかで瀬戸内海に近いぐらいほとんど揺れがない穏やかな航海でした。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:14:52 No.16435
翌朝、入港1時間前の6時半にデッキに出ると、外はもう明るく前方に八戸港が見えていました。
短い時間の航海ですので、出港してすぐに寝ても起きるのは入港直前になってしまいます。
本船はファンネルの後ろまで客室がありますので、デッキの通路はファンネルを避けるように曲がっています。この位置まで客室があるのは珍しいです。

防波堤を通過して八戸港に入港していきます。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:15:24 No.16436
港口で日本サルヴェージ「早潮丸」とすれ違いました。
フェリーターミナル正面の第1バースには先に到着した「シルバープリンセス」がいます。
八戸港でも「シルバーティアラ」だけが第2バースと違う場所を使います。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:16:17 No.16437
「シルバープリンセス」はブリッジの下に係船設備があります。

げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月27日 22:16:47 No.16438
定刻で八戸港に入港しました。
隣のバースですが、タラップを降りるとフェリーターミナルまでの間を移動するバスが待っています。
必ず乗らないといけないものではないようで、そのまま歩いて移動している人もいます。




新日本海フェリー「すずらん」 げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 10:37:38 No.16408 【返信】

福井県の敦賀港から北海道の苫小牧港まで、新日本海フェリー「すずらん」に乗船しました。
舞鶴〜小樽とセットで、関西エリアと北海道を最短距離で結ぶ航路で、いずれも深夜0時頃出航し約21時間で到着、そのまま折り返すことで毎日運航するスタイルです。グループの東京九州フェリーのダイヤは、このモデルをそのまま流用しています。
21時間で結ぶため、いずれも高速タイプの大型フェリーが就航していて、全長224mの巨大船になります。

一度乗りたいと思っていたこの航路に今回初めて乗船しました。
徒歩での乗船の連絡バスは、22時に敦賀駅を出ます。関西エリア・名古屋からも夕方以降に出発しても間に合う時間です。移動する人はあまりいないと思いますが、東京からも夕方出発で間に合います。

敦賀港は、関西からだけではなく、名古屋から近いことも特徴ですが、フェリーターミナルに泊まっている車は関西のナンバーが多くなっていました。
短時間での折り返しのため、乗船開始時刻は遅めで、出航40分前の23:15です。
連絡バス到着から1時間ほどあるので、ゆっくりと待ちます。ターミナルで待っている人は乗船開始時刻には30〜40人ほどになりました。
連絡バスを使用しないければ、もう少し遅い時間に出発しても間に合いそうです。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 10:38:06 No.16409
多くのフェリーでは船首にある造船所と総トン数の表示が乗船口付近にあります。
船内の客室は、4階〜6階の3デッキです。
最上階の6階はデラックスやスイートなどのバス・トイレ付きの客室、5階はステートの個室、4階はツーリストの相部屋になっています。
ドライバーズルーム以外のすべての客室がエントランスより前方にあります。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 10:38:32 No.16410
今回利用した客室は、プライベートデッキがあるデラックス洋室Aです。
ツインベッドと奥にソファ、プライベートデッキ、入口付近にバス・トイレがあります。
新日本海フェリーでは、デラックスの等級になるとプライベートデッキがあり、数も多く他社より比較的安価で利用できます。また、後に詳しく書きますが、本航路ではパブリックスペースのデッキが制限されて狭いことがあるため、いつでも利用できるデッキが役に立ちます。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 10:47:24 No.16411
敦賀港は関西の日本海側の窓口として、フェリーだけでなくRORO船も出ています。出港前に、隣に近海郵船の「ひだか」(11,185GT)が入ってきました。新日本海フェリーと同じく、敦賀〜苫小牧に就航しています。このルートのニーズの多さを感じます。「ひだか」は25時に敦賀を出航し、「すずらん」のうしろをついてくるような動きになります。

「すずらん」は早く荷役が終わったのか、定刻の23:55より10分早く23:45には離岸開始しました。
乗船開始から30分での出港です。

敦賀港のフェリーターミナルを出るとすぐに防波堤で、周りにはあまり何もないので暗闇がまっています。
この日の波は穏やかで、出港直後は1mほどでしたが、その後は外洋と思えない穏やかな予報になっていました。
敦賀を出港すると福井県の沿岸に沿って北上していきます。時々灯りのある集落が見えます。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:03:05 No.16412
到着が夜なので急ぐ必要もありませんが、深夜の出港ですのでその日は何もせずに早めに寝ます。
揺れもなく、エンジンの振動も少なめで快適に寝られました。

翌朝5:45、日の出で目が覚めました。
「すずらん」は、まだ能登半島沖を航行中です。陸側ですが、水平線からの日の出になります。
本船の左後ろに舞鶴から出航した「はまなす」がいますが、距離があります。

もう一眠りしてから、船内を散策しました。
乗客も少ないためか、朝食・昼食・夕食のレストラン営業はそれぞれ1時間程度しか設けられていなく、必然的に食事の時間が決まります。
朝食が8時〜9時と、前夜早めに寝ておきたい時間ですが、レストランの営業終了後もカフェが営業していて何かしら食べることができます。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:09:23 No.16413
船の中心になるエントランスホール
船によっては、階を2つ上がるのに階段が離れていて移動が大変なこともありますが、本船の階段は左右両舷からどっちの方向に移動でき、導線がつながっているのでとても使いやすいです。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:17:39 No.16414
レストランは乗船時間も長く、今回朝昼晩の計3回利用しました。
いずれの時間帯も船尾側の入り口から入って、着席後に備え付けのタブレットから注文する方式です。
以前はカフェテリア方式で料理が並んでいたのではないかと思われる場所がありますが、出口側になっていて、使用されていませんでした。
ラストランはそんなに広くはありませんが、混んではいません。
旅客定員も同様ですが、東京九州フェリー「はまゆう」より広く、瀬戸内海航路より狭いイメージです。

支払いも出口にある精算機で行う方式になっています。クレジットカードも使えるようになっていました。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:19:52 No.16415
レストランのほかにも、スイートなどに宿泊している人がコース料理を食べられるグリルや、軽食がレストランと違う時間帯に食べられるカフェもあります。
カフェの営業時間帯は朝と昼過ぎだけで今回は短く感じました。

カフェの前のスペースは、通常のパブリックスペースですので、カフェ利用に関係なく利用できます。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:27:19 No.16416
本船の欠点はデッキの狭さです。
過去に乗船した人の写真を見ると、4階のドックラン周辺や両サイド、6階のファンネル周りに出ている写真もあるのですが、今回は終日4階と6階は閉鎖で、5階のレストラン後ろのスペースだけでした(3枚目の模型の中央部分)。その中でも一部ロープで制限されて両サイドを見られる場所や空が見える場所はほとんどありません。
弊社理由は「強風のため」となっていましたが、天気は今回穏やかでしたので、閑散期で旅客が少なかったためなのか、詳細は分かりません。
私の場合、デッキからの景色を楽しみたいので、今回はデラックスの客室にしてプライベーデッキから写真を撮れるようにしました。

本船の場合、苫小牧・敦賀ともに右舷付け、「すいせん」とのすれ違いも右舷対右舷になりますので、右舷側がいいかと思います。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:33:44 No.16417
船首には前方が見えるフォワードサロンがあります。
窓が綺麗に洗われていて、見やすい状態でした。
関西〜北海道航路は、陸上からかなり沖に出ますので、360度大海原になります。
海域の資格も沿海ではなく、近海のエリアになりますので、関西航路は近海資格を持っています。

6階にはコンファレンスルームと呼ばれるミニシアターのような部屋があります。いろんな大型フェリーの中でも特に立派な傾斜のある部屋になっています。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:39:47 No.16418
午前10時頃に佐渡沖で姉妹船「すいせん」とすれ違います。
すれ違いはいつも右舷対右舷で行われているようです。東京九州フェリーも右舷対右舷ですが、なぜ左舷対左舷でないのかはよく分かりません。
本船「すずらん」が先に汽笛を鳴らし、「すいせん」も鳴らしました。
「すいせん」も同様に出られるデッキが制限されているのか、5階後方の窓越しに人の姿が見えますが、両舷のデッキには人影がなく寂しい状態です。

時間的には、舞鶴〜小樽の船もどこか遠くにいそうですが、この辺りは陸から離れていて電波が通じず、AISを見ることもできないため分かりません。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:42:10 No.16419
しばらく、携帯電話の電波もはいらず、360度大海原のゆっくりした時間が流れます。
6階の客室フロアの中央は5階のステート2名部屋(内部屋)の明かり取りの吹き抜けがあり、廊下も窓から光で明るくなっています。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:45:29 No.16420
船内は混んでなくゆっくりできます。
今回の乗客の層は、家族連れや若年層も少数いましたが、男性1人や高齢よりの方が多い印象です。

秋田県沖にくると陸上が近くなり携帯電話の電波も入るようになってきます。
青森県沿岸にくると、陸上に多くの風力発電が見えるようになってきました。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:49:00 No.16421
15時、今まで右舷側にしか見えなかった陸地が左舷側にも見えてくるようになりました。
北海道が見え始めて、津軽海峡に入っていきます。

左手には渡島小島が見えています。
北海道最南端の無人島で、漁船の避難場所などに使われてきた島です。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 11:54:35 No.16422
16時ごろに青森県の西側の先端、竜飛崎を通過します。
この下を青函トンネルが通っています。
東側の大間崎の方が北側にあるため、本州最北端ではありません。

船内の売店も一時閉店していることがあるため、欲しいものがあるときはタイミングを逃さないように買わないといけません。18時には閉店しますので、下船前に買う必要があるときはそれまでに買います。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 12:00:42 No.16423
航行船が多い太平洋と違い、日本海ではほとんど船を見かけることがありません。
それでも津軽海峡が近づくと、船が多くなってきます。

韓国・釜山からアメリカ・ロサンゼルスに向かっている巨大なコンテナ船「YM WINDOW」(14.5万GT 368m)を左舷から追い越します。
青森からは津軽海峡フェリー「ブルードルフィン」が出てきました。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 12:01:43 No.16424
「ブルードルフィン」とも近い距離で横切りました。
後ろからは青函フェリーも来ています。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 12:02:49 No.16425
前方には、函館〜大間の津軽海峡フェリー「大函丸」も横切っています。

げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 12:04:37 No.16426
津軽海峡の中で日没を迎えます。
左舷側を見ると、函館山と函館の街並みが見えています。

本航海2回目の夜を迎えると、苫小牧入港はもう少しです。
下船準備をしながら待ちます。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月25日 12:07:10 No.16427
「すずらん」は定刻20:30、苫小牧港に入港しました。
津軽海峡まではそんなでもなかったですが、苫小牧港に近づいたとたんに急に寒くなり、苫小牧の気温は13℃、千歳付近では9℃にまだ下がって、北海道のすごさを感じました。
第二ななしま 投稿日: 2023年09月27日 23:06:59 No.16439
げんかいさん、こんばんは。
私も先日「すいせん」に乗船していました。
右舷対右舷で反航するのはプロムナードが右舷側にしか設置されておらず
左舷はレストランで反航時は閉鎖なので対右舷です。
船内放送でも「進行方向右手プロムナードか後方デッキでご覧下さい」とありました。


投稿日: 2023年10月02日 20:33:33 No.16447
敦賀港は利用したことありませんが
敦賀港線を見学した時に山の展望台から眺めたことがあります(画像中央左)
セメント工場と火力発電所の更に向こうのはるか彼方
よくあんな所にフェリーターミナル作ろうと思ったなと思いました
まあ駅から徒歩なんてのを考える必要のない場所だからなんということもないのですが
げんかい(管理人) 投稿日: 2023年10月02日 23:29:21 No.16448
第二ななしまさん、こんばんは。
たしかに、プロムナードが右舷側ですね。
東京九州フェリーも右舷対右舷ですが、バーベキューガーデンが右舷側になっています。

とさん、こんばんは。
夜に到着してこの場所に展望台があることに気づきませんでした。面白い景色ですね。
手前のバースに貨物船が入る姿を上から眺めてみたいです。
アクセスは、駅からでもバスで10分程度と、アクセスは便利な方だと感じました。


タグ『慶鳳丸』@博多港 でんすけ 投稿日: 2023年09月18日 08:56:05 No.16403 【返信】

 夏の終わりころから、日東タグの関連会社である「植田曳船」所有の『慶鳳丸』が博多港にてタグ業務に当たっています。
 本来は宇野・水島海域で業務に当たっていたはずですが、マストの日東タグのマークを赤色で塗りつぶした状態で博多港に来たようです。
 所属が変わっているかもしれないです。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月23日 19:26:49 No.16407
AISを見ると、定番のタグの基地を使用して博多港内でハーバータグ業務をやっているようですね。
同じ川崎汽船系のシーゲートコーポレーションのタグ「海門丸」が門司に(?)移動しているようですので、その代わりとして入ったのでしょうか。
塗装をあまり変えていませんし、瀬戸内海のエスコート許可の表示を残したままですので、一時的なものなのか気になります。


9/10 三次元物理探査船『たんさ』博多港入港 でんすけ 投稿日: 2023年09月14日 22:20:41 No.16400 【返信】

 みなさんこんばんは。石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、現エネルギー・金属鉱物資源機構)が保有し、オーシャン・ジオフロンティアが実運用を担当しているする資源探査船『たんさ』が博多港へ入港してきました。
 本船はストリーマ・ケーブルを使った物理探査に特化した船体の形をしており、あらゆる環境で効率的な調査を行うことができる我が国の国内石油・天然ガス基礎調査事業を担う調査船です。


でんすけ 投稿日: 2023年09月14日 22:43:07 No.16401
 本船は2009年にノルウェーのSTXヨーロッパ造船ラングステン造船所にて建造されたPetroleum Geo-Services所有の三次元物理探査船『Ramform Sterling』をJOGMECが購入して令和元年(2019 年)4 月ごろから運用開始したもので、それまでの『資源』(Ramform Victory)を代替して探査任務に投入されているそうです。
 特徴的な三角形の船体は多数のストリーマケーブルを同時に展開させることを主目的として採用されています。
 海底下の探査方法は、船尾に設置されたエアガンと呼ばれる装置から海底に向けて音波を発し、海底面や地層の境界に当たって反射した音波を、船尾から引っ張るケーブル(ストリーマ・ケーブル)に搭載された複数のセンサー(デュアルセンサー)で受振し、地下のデータを取得します。取得したデータを、大型計算機システムで処理して、海底下の構造を立体的に可視化したイメージ図を生成します。このイメージ図を使用して石油・天然ガスの存在の有望性を評価するために利用されます。
 精密な探査作業のために電気推進システムが採用されていて、振動源となる発電機はセンサー類から最も離れた船首部に配置されその上部に排気管が突き出すという特異な船容をしています。


でんすけ 投稿日: 2023年09月14日 23:09:09 No.16402
 このあと箱崎埠頭13岸に着岸しました。寄港の目的は補給と休養かと推定されますが実際のところは不明です。

三次元物理探査船『たんさ』  船種:三次元物理探査船、クラス:Ramform S-class
全長:102.2 m、垂線間長:95.39 m、型幅:40.0 m、型深さ:8.5 m、喫水:7.4 m、総トン数:13,782トン
機関方式 電気推進
主機関:ロールス・ロイスBergen B32:40 直列9気筒ディーゼルエンジン4,145 kW×4基 + ロールス・ロイスBergen B32:40 直列6気筒ディーゼルエンジン2,765 kW×2基、主機用ABB製発電機×6基+バルチラ製ディーゼル発電機×2基 (合計発電能力:22.16MW)、非常用発電機:三菱重工業DPMG437-S6B3A×1基
推進器:コルトノズル付き可変ピッチプロペラ×2軸 (合計出力13.0 MW /17,400 hp)、格納式アジマススラスタ×1基(電動 1.8MW)、最大速力:18.0ノット
搭載人員:70名
探査能力:ストリーマリール26基を搭載し、そのうち22本のストリーマを同時に展開・曳航することが可能。ストリーマの展張範囲は幅1500m×長さ8000mとなる。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月23日 19:18:50 No.16406
こんばんは。
この大きな三角形をしたような作りの探査船、一度近くで見てみたいと思っています。
あまりに特殊な形なので着岸した時の向きはどうするのかも気になっています。
船首にエンジンと排気管があるのはそういう理由だったんですね。船尾にかけて幅が広くなっていますので、側面に排気するわけにもいかないでしょうし、こうなってしまうのですね。


さんふらわあ昼の瀬戸内クルーズ おれんじ 投稿日: 2023年09月09日 19:11:54 No.16399 【返信】

こんばんわ。
淡路島からの「さんふらわあむらさき」です。
明石大橋通過後ではありますが、デッキに人影は少ないです。
本船はLNGタンク搭載のため、屋外デッキの面積が狭く
船尾からの眺めも見れいないのが残念です。
私が利用した時は生憎の天候でしたが、本日は天候に恵まれ楽しいクルーズになったことでしょう。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月23日 19:14:41 No.16405
本船の就航で、クルーズは別府〜大阪航路で行われるようになりましたが、 本船の船内設備はクルーズにふさわしい作りになっていますし、大阪と別府という発着港も最適になったように感じます。
LNGタンクの位置は安全性からもなかなか変えられないため、船尾側の展望はLNG燃料を使う限りはやむを得ない部分もありますね。
それぞれのデッキが繋がっていないことは欠点に思いますが、分散しながらも数箇所にデッキがあった印象です。


おれんじえひめ回送 淀川コナン 投稿日: 2023年09月05日 12:17:56 No.16395 【返信】

洲本から神戸行きの高速バスに乗った際、フェリーらしき船影が見えたため、船舶位置情報アプリで調べたところ、おれんじえひめ、と。

オレンジフェリー公式サイトによると、おれんじおおさかドック入りに伴い、おれんじえひめを毎晩東予港発として運航するため、昼間に大阪南港から東予港へ回送させているようです。


淀川コナン 投稿日: 2023年09月05日 12:23:16 No.16396
おれんじえひめの前方には、新鑑真もいたようです。
おれんじ 投稿日: 2023年09月08日 23:49:08 No.16398
こんばんわ。
「おれんじえひめ」の回航を見て来ました。
優雅に昼間の瀬戸内を航行する雄大な本船を見ると、
「フェリーさんふらわあ」の様な限定クルーズを期待したいですね。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月23日 19:03:13 No.16404
こんばんは。
年2回の昼間の回航、「おれんじえひめ」になってから乗船できなくなったのが寂しいです。
昼間の瀬戸内海の航行が復活してほしいですね。
以前のオレンジフェリーの大阪航路は、2隻で昼間便も運航して1日2便体制でした。夜間の輸送需要に特化した運航で昼間の可能性は低いのでしょうか。


チャオプラヤー川の従来のボート げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月02日 13:48:03 No.16385 【返信】

タイの首都バンコクを流れるチャオプラヤー川での交通手段のチャオプラヤーエキスプレスの旧来のボートは各駅停車に近いオレンジ旗のボートで活躍中でした。オレンジ旗のボートは1回16B(=64円)で乗船できます。

1枚目や2枚目の旧来タイプのボートだけでなく、以前はツーリストボートによく配船されていた大型のボート(3枚目)も使用されています。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月02日 13:48:28 No.16386
船内はほぼ水面と同じ高さでエアコンはなく屋根だけの開放的な作りです。
小型のタイプだとバスのように左右2列の椅子があり、大型タイプは2-3-2の配置です。大型の船と定員が違うため、小型のタイプでは混雑することもよくあります。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月02日 13:48:51 No.16387
1つの桟橋に数十秒だけ寄港してすぐに出発するバスのような運航をしていますので、桟橋への付け方も特殊です。
桟橋に近づいて船尾だけを桟橋につけます。船体の前半分は桟橋のない場所にあります。
この状態で、船尾からの1本のロープを前方に繋いだ状態にして、バックします。
バックするとロープが張って、船尾が桟橋にくっつき、この状態(船の機関は後進)で、乗客は素早く上下船します。

乗船が終わると、前進してロープを外してそのまま次の桟橋に向かいます。
乗客が少なければ10秒も付けてないような早業です。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月02日 13:49:46 No.16388
水面に近いので新しいタイプの船は見上げるようにすれ違います。

げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月02日 13:50:20 No.16389
時々水飛沫が飛んできたり、エアコンはなくなく自然な風ですが、雰囲気があり気持ちいいです。

げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月02日 13:51:15 No.16390
隣同士の浮き桟橋を上流行き、下流行きどちらも使用していますが、その浮桟橋をタクシーのようにチャーターで動いているボートも使ったりします。そのボートがいて定期船のボートが着けられずに待つという状態も起きたりします。乗り降りは短時間なので待つのは1分ぐらいですが。

待っている狭い隙間を別のボートが通っていきます。
ここは川ですのでゆっくりとした流れがあって、待っている時も流されます。
今回はありませんでしたが、待っていて体勢を立て直すときに他の船にぶつかりながら押すこともありました。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月02日 13:51:51 No.16391
チャオプラヤー川は水運で使われていて色々面白いものがあります。
ボートのためのガソリンスタンド(軽油?)が浮桟橋になっていたり、警察のボートがあったりします。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月02日 13:52:34 No.16392
チャオプラヤー川には川を渡るだけの簡単なボートもあります。



SUMIRE LEADER elf 投稿日: 2023年08月31日 20:27:05 No.16384 【返信】

こんばんは、げんかいさん
今朝の中関港です、先日Jasmine Leaderが入港しました。LNG燃料船ですね
げんかい(管理人) 投稿日: 2023年09月02日 14:03:48 No.16394
こんばんは。
外航船の場合、燃料補給をどこでできるかが課題になりそうですが、LNG燃料を供給できる港はどれぐらいあるのでしょうか。


チャオプラヤー川の新しいボート げんかい(管理人) 投稿日: 2023年08月27日 20:35:46 No.16377 【返信】

タイの首都バンコクを流れるチャオプラヤー川は、渋滞の多いバンコクで渋滞しない交通手段として古くから使われています。
川を南北に走る代表的なボートが、チャオプラヤーエキスプレスで、高速で走る木造の小型ボートでしたが、2020年に近代的なアルミ製の双胴船が導入されました。
今までのボートとは全く違う近代的な船になりました。
全長24m、設計はオーストラリアですが、建造自体はタイで行われたようです。
2軸の固定ピッチプロペラで18ktとなっています。
定員も大きく増えて230名乗船できます。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年08月27日 20:36:20 No.16378
客室はエアコンのある1階の部屋と、2階のデッキがあり、トイレも設置されています。
今までは屋根のみで窓やエアコンがないオープンなボードでしたので、静寂で快適になっています。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年08月27日 20:37:09 No.16379
導入された新造船はオレンジ色のタイプで4隻あるようで、1〜4の番号が振られています。
ラッシュ時間帯は見ていませんが、日中の時間帯はいずれの船も、チャオプラヤーツーリストボートと呼ばれる観光客の多いエリアを快速運航される青旗(1回30B=120円)の便に割り当てられているようでした。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年08月27日 20:37:48 No.16380
大型の新造船が導入されてからも、今まで通り運河を素早く南北に走っているため、1つの桟橋の着桟時間は秒単位です。昔の船同様に船尾だけをロープ1本で繋いで素早く上下船します。tラップもありませんので、少し隙間があって飛び越えることもあります。

チャオプラヤーツーリストボート用として、同型の青色の船も数隻導入されています。こちらの場合は1階席も窓がなく開放的になっています。
本来は、チャオプラヤーツーリストボートにはこちらのボートが使われるようですが、オレンジ色のボートの方がよく使われていました。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年08月27日 20:38:24 No.16381
もう1つ、2020年から新たに双胴船タイプの電動ボートが、チャオプラヤーエキスプレスとは別会社で運航が開始されていました。
こちらも双胴船タイプですが、やや小型になっていました。
ただ、チャオプラヤ川の運航に最適化された設計になってないように感じる部分があり…頻繁に桟橋に寄港するため、船尾に桟橋に飛び移ってロープをかける船員がいるのですが、この船の場合、船尾の両サイドにデッキの出口がなく、船尾中央のみのため、船尾にしがみつくような状態で運航していました。
また今までの木造ボートのような勢いで接岸させているためか、傷や凹みが多く、船首の防舷材がない部分の傷には小さな穴も複数あいたまま運航されていました。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年08月27日 20:38:57 No.16382
本船はデッキがないので、手動のドアをあけて乗船するので少し時間かかります。船内は完全に通勤仕様なのか、前向きではなく、向かい合ったベンチが並んでいるだけの船内です。
エアコンがあるのは快適なのですが、デッキがなくラッピングされた窓越しになり、観光客には向きません。運航頻度も日中は45分毎ですし、同じ30Bの乗船料でしたらチャオプラヤーエキスプレスのツーリストボートの方がよさそうです。


げんかい(管理人) 投稿日: 2023年08月27日 20:47:09 No.16383
2社が寄港する桟橋の一覧です。左半分がチャオプラヤーエキスプレス、右半分が電動ボート。
すべての系統が常時運航されているのではなく、観光客が動く日中帯の場合、チャオプラヤーエキスプレスは快速の青旗(双胴船の場合は旗をあげていないことも)、ほぼ各駅停車のオレンジ旗、電動ボートは緑旗のCITY LINEのみです。


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