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流氷旅行を終えてひとこと
JANE 投稿日:2015年03月05日 12:01 No.259
先月北海道へ、念願の流氷を見に行ってきたため、このところ連日流氷サイトを見ているのですが(行く前は見ていなかった^_^;)、昨日も今日も釧網線は運休だそうです。路線バスも女満別空港の飛行機も、平常運行しているのに。
たしかにこの冬は、異常なまでに暴風雪に見舞われ、平年の2倍は雪が多い(現地の人いわく)道東地方ですが、それにしてもしょっちゅう運休している釧網線・・
実際私が乗車したSL冬の湿原号は、5日前の猛吹雪の除雪が追い付かず、前日17時まで運休していたとか。そしてやはり私が乗車した流氷ノロッコ号も、前日まで運休していたそうで。
私の運の良さをひけらかすわけではありませんが(^_^;)、運休多すぎですよ、釧網線(-_-)
だってこの時期のSL冬の湿原号と流氷ノロッコ号は、道東を訪れる観光客が、楽しみにしている数少ない(._.)JRの列車だと思うのです。線路の点検や除雪など、実際に携わっている方々の仕事の大変さ、ご苦労もわからなくはないですが、もっとなんとかならなかったのか・・と、日程に入れていたのに乗れなかった大勢の人たちに代わって、この場で言いたい!(ここで訴えてもしかたありませんが・・)
なんだかな~、なんとか走らせてやろうって意気込みが、感じられないんですよ(>_<) 頑張ったけど無理だったって、それならしゃあないかと思うのだけど。
ま、個人的には、猛吹雪と猛吹雪の間のちょうどいいときに回ることができて、本当に良かったです(^^)v
頑張れ、JR北海道(^^)/ 


Re: 流氷旅行を終えてひとこと 貫通扉 投稿日:2015年03月05日 20:44 No.260
管理者用函館本線ほどの重要幹線でないからか、あるいはJR北海道の人手不足によるせいか、その理由は定かではありませんが・・・、釧網本線の運休率は高いようですね。
鉄道は冬でも安定して動くと言われていますが、個人的には、昔ほどではなくなっているように思われます。

SL冬の湿原号や流氷ノロッコ号は、もしこれらの列車が特急列車であったならば、果たしてどうだったでしょうか。
JR北海道にとっては、特急列車は、自社の鉄道分野における収益の中核を成しています。これを運休させることは自社の利益に大きく影響を及ぼすため、そう簡単に運休させはしないでしょう。
その点から考えると、SL冬の湿原号と流氷ノロッコ号は普通列車であり、せいぜい820円か310円の指定席料金しか徴収できません。乗車券代にしても、釧路~標茶・川湯温泉、網走~知床斜里間の運賃などたかが知れています。
SL冬の湿原号や流氷ノロッコ号は、北海道の観光資源としての機能はありますが、利益を大きく上げる列車かといえば、そうでもないでしょう。

JR北海道としては、北海道全体の振興に貢献する列車であることは認識しつつも、自社の経営を支える列車とまでは認識していないことでしょう。
そのため、JR北海道が実際にどう考えているのかは分かりませんが、もともと輸送量の少ない釧網本線、そしてビジネス客を乗せる特急列車というわけでもなければ、特に大きな利益を上げるわけでもない観光列車は、総力を挙げて運休を回避するほどの価値があるとは思われていないのかもしれません。
もちろん、SL冬の湿原号や流氷ノロッコ号に乗るために、釧路や網走まで特急列車を使ってもらえれば、JR北海道としてはありがたく思うことでしょう。SL冬の湿原号や流氷ノロッコ号は、それら単独では利益を上げる存在になりえませんが、そこまでのアクセス、あるいはそこからの帰りにはJRの特急列車を利用してもらうという「全体」で考えることで、初めて経営上の存在価値を見出すことができます。
もう少し違う面で考えれば、JR北海道の種々の観光列車は、「そこまでのアクセスや帰りにJRの特急列車を利用してもらうための誘引要素」と言うこともできるでしょう。JR北海道としては、観光列車単独での収支は考えず、全体での収支を考えているはずです。

観光客としては、SL冬の湿原号や流氷ノロッコ号は非常に重要な列車ですが、走らせる側としては、血眼になって走らせるほどの重要性は持っていないということになりましょう。

もちろん、利益が上がる上がらないだけで判断してならないこともあります。JR北海道の、赤字を垂れ流すだけのローカル線が、公共交通機関としての責務を負う以上、おいそれと廃線にはならないように、観光列車に関しても、「はるばる北海道へやってきた人をガッカリさせないようにしなければならない」という面から考えられても良いとは思います。
やむを得ず運休させるとしても、どうか最大限の努力の果ての決断であってほしいと思いますね。




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